白衣で外出するときの問題点は?悪印象を与えないための方法まとめ!

医療機関に勤務している人は、ランチタイムや休憩中などに白衣で外出するケースもあるかもしれませんね。通勤の際に、すでに白衣を着ている人もいるでしょう。じつのところ、白衣での外出には賛否両論があります。今回は、白衣で外出するときの問題点を挙げて、周囲の人に悪印象をできるだけ与えないための方法を解説していきます。

白衣で外出する問題点1「見た人に心理的なストレスを与える可能性がある」

白衣で外出する際の問題点は、姿を見た人に心理的なストレスを与える可能性があることです。俗に言う「白衣高血圧」などは、こういったストレスが1つの原因と考えられます。

「白衣高血圧」は、病院などで白衣を着た医師や看護師を見ることで、いつもよりも血圧が上がってしまう症状のことです。血圧が上がらなくても、白衣を見て何となく緊張感を覚える人も少なくありません。病院が嫌いな子どもなどはとくに白衣に反応することがあるため、出かけるときは少し注意が必要です。

白衣による心理的なストレスは、白衣独特のカラーやにおいなどによってもたらされるケースが多いです。真っ白な白衣は病院のなかでは自然に見えても、一般の人に混じるとやけに目立ってしまうことがありますよね。医療機関に勤務している人の白衣には、病院特有のにおいがついていることも多く、敏感な人はストレスを感じてしまうケースがあります。

病院に恐怖感をもっている人にとって、白衣のカラーやにおいはネガティブな感情を誘発する一因にもなってしまいます。ただ、白衣がまったく気にならない人もいるため、どのような場所に行くかによっても心配される心理的なストレスの度合いは変わるでしょう。

白衣で外出する問題点2「衛生上の問題が心配」

衛生上の心配があることも、問題点の1つです。病院に勤務している人は、白衣を着て患者と接することが多いですよね。感染症が流行しているシーズンなどは、白衣にも菌やウイルスなどがついている可能性があります。現実には感染する恐れがなくても、インフルエンザが流行するシーズンなどはこういった白衣を見て不安を抱く人もいます。

また、外出先で白衣が汚れる可能性がある点も問題です。食事や買い物などをする際に白衣に汚れがつくと、職場に戻ったときに衛生上の問題が発生することがあるかもしれません。汚れに本人が気付かなかったりすぐに洗濯ができなかったりすると、問題が大きくなることも考えられます。

見た人に与える心理的なストレスも心配されるため、汚れやすい場所へ白衣で外出するのはできるだけ避けたほうがよいかもしれません。

着替えのしやすさは白衣の種類で変わる

白衣には、すぐに着替えができるものとできないものとがあります。服の上から着用できるドクターコートやナースジャケットなどは、忙しいときでも比較的スムーズに着替えができるかもしれません。一方、下着の上から着るスクラブなどは、着替えが少し難しいタイプです。

ボタンで留めるタイプか、そのまま羽織るタイプかによっても、着替えのしやすさは変わるでしょう。

着替えが必要かどうかはケースバイケース

外出するときに白衣の着替えが必要になるかどうかは、ケースによっても変わるかもしれませんね。医療機関では、いろいろなシーンで時間的な制約が発生します。着替える時間がどうしても確保できないこともあるでしょう。

こういった場合は、たとえ問題が心配されても白衣を着て外出することも必要かもしれません。ただ、単に「面倒くさいから」などの理由で白衣で外出するのが習慣になっている場合は、周囲の人に与える影響などをあらためて考えてみるのも1つの方法です。

白衣を着替えることは、気分を切り替えることにもつながります。私服になると、職場の緊張感から解放されたりストレスが和らいだりすることも考えられます。白衣を着て一気に仕事モードになる人は、出かけるときにその都度着替えをしたほうがリラックスができるでしょう。

どのような服を着ているかは、思いのほか自分の気持ちにも影響する場合があります。

自身のストレスをコントロールするためにも、着替えは役立ってくれるかもしれません。

アウターを活用するのも1つの方法になる

着替える時間がないときは、コートやジャケットなどのアウターを活用するのも1つの方法です。出勤の際に着ていたアウターを白衣の上から羽織るだけでも、だいぶ気分は変わるかもしれません。白衣が隠れる丈であれば、見た人に白衣を着ていると気付かれる心配は少なくなりますよね。

アウターを着ることが多い冬場などは、このような方法も考えてみる価値があります。アウターを着用しない時期や着るのが不自然なときは、カーディガンなども活用できるかもしれません。上半身を覆うカーディガンだと、白衣をすべて隠すのは難しいです。

ただ、白衣のネガティブなイメージを和らげるのには役立ちます。カーディガンを着るだけでいくぶんソフトな雰囲気になるため、見た人に与える印象が変わる可能性があります。カーディガンは持ち運びもしやすく、カラーバリエーションも豊富です。

白衣を着る人は、職場のロッカーなどにお気に入りのカーディガンをいくつか用意しておくとよいかもしれません。

白衣で外出したいときはデザインの選び方に工夫してみよう

白衣での外出が必要な人や、白衣で外出したい人は、デザインの選び方に少し工夫してみましょう。市販されている白衣には、さまざまなデザインやカラーの商品が登場しています。一見すると白衣に見えないような商品もあるため、選び方次第では白衣を着て出かけても悪印象を与えずに済むでしょう。

例えば、ナース用の白衣にはデザイナーズブランドの商品も多く見られるようになっています。ハナエモリやマリクレール、ミッシェルクランなどは、おしゃれなナース用の白衣を発売しているブランドです。ワンピースタイプの白衣は、一般的なオフィスウエアと余り変わらないデザインになっていることもあります。

ピンクやイエロー、ブルーなどを取り入れた明るい雰囲気のデザインは、従来の白衣のイメージとは大きく異なります。レディース用のドクターコートの場合も、ポケットや襟などにフェミニンなデザインを取り入れたタイプなら、ソフトな印象に見えるかもしれません。

こういったいろいろな白衣を取り扱っているのが、通販サイトです。白衣で外出する予定があるときは、商品のラインアップなどをひと通り見ておくのもよい方法になるかもしれませんね。

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